頭の良さと言語化能力:前(定期更新2)
『頭が良い』というのはどんなことを指すのだろうか。ここ数年でひとつ考えたことは、「頭の中で湧き出るアイデアを、言葉を使って表現できること」がそれの一要素ではないか、ということである。
『頭の良い人』は物事の複雑さが理解できるから、頭ごなしに否定したり、差別したりしないという。
この性質に一役買っているのが、『言語化能力』だと考える。
例えば、嫌いな人がいたとする。彼(or彼女)について嫌いな点を5つ挙げてみよう。そうしてみると、本当に嫌悪していない限り、意外と嫌いな点は挙がらないものである。これは、物事(この例の場合は負)の側面への自分の感覚を、万人に理解できる形に磨き上げられなかったということなのだ。
例のようにして頭の中を整理することで、多少は頭の良い人々に近づいていけるのではないかと
自分は思う。私は頭の良い人々への憧れがあるので、特に否定と称賛の言葉は一旦飲み込んで考えてから発信しようと心がけている。しかし最近、どうしても否定し、口汚く罵ることでしか精神的にやっていけない
日々にある。そうだ、この状況に対する嫌悪を言語に起こしてみよう、
………おっと、いけない、13個も上がってしまった。
とっとと辞めたい。
(頭の良し悪しついて思ったこと:後 に続く)
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